コラム

憧れを抱いた旅

2023.07.03

大学の同窓会の集まりで、長野県の上田から出てらっしゃった方がいた。
波長が合ふというかお互いに気の合ふところがあって、何年間か同窓会のたびに再開を楽しんでいた。
そして、今年の同窓会の時、その上田のT子さんのところに皆で遊びに行くことが決まった。

T子さんの住む青木村は上田から西へ50㎞ぐらい山奥の大きい村であった。
その先は松本である。

村を一巡りさせていただいて驚いたのは、公共施設の充実振りであった。
道路にしても橋にしても学校・図書館・体育館・コミュニティセンター・保健センター・保育園など…。
それはもう我々の近場のものとは相当違っていて、大きくて堅固で、立派であった。

東京とまるで同じだと思った。
管理運営の中身の問題まではわからないが、大きな差はないだろう。

いま日本はどこに住んでいても行き届いた教育・高度な文化・あらゆるリクリエーション・スポーツなど国の力で人が育てられていると思った。
医療も介護も同様である。

この青木村は、奥深い山奥であるが、国宝の三重塔がある。
隣る寺には美術館があり、そこには喫茶店の看板もある。

美術館の入場料・国宝の見学料金等きちんと係りの人がいた。
こうしてみると、山奥での暮らしとは言っても、ほとんど街と同じ質の生活をしているわけで、生活の維持には費用もかかることと思った。

つい、税金はどうなっているのだろうかと頭をひねってしまった(笑)

それにしても、千曲川の清流を泳ぐ鮎を食べ、山々の峰を眺め、四季の草木と遊ぶ生活はうらやましいと思った。
大自然の中にいて都会に負けない教育や文化の施設を存分に持っている山里の生活に安心と憧れをいだいた青木村の旅であった。

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