このごろ思ふこと
2023.06.01
傘寿を過ぎてから「はっ」とするような思ひに心を惹かれることが多い。
私はある法人会で、年を取るということは良いことが多い気がするという話をした。
その話といふのは、「自分を褒める」ということなのです。
自分への労りと思ひ旅行に行きましたとか洋服を買いましたとか、美味しいものを食べに行きましたとか…。
それがとても大事なこと。
欧米人に比べて日本人は自分の褒め方が少ないそうです。
それを謙虚だとか控え目とか言って、まるで良いことかのように称えてきたが、それでは「自分」はどこにいってしまうのでしょうか。
自分の存在はどこにあるのかわからなくなってしまいます。
自分の立派さを自覚し、自分を褒め、自分を庇ってあげることは少しも自慢ではないし、出しゃばったことでもないのです。
自分の位置をはっきりさせる上では大切な事なのですね。
ちょうど同じ頃に、テレビで人生相談の先生が「あなたはどうして自分を褒めてあげないのですか。あなたの心はそれを待っていますよ。」と助言したいたことを思ひ出す。
花も「キレイね…」と褒めるとどんどん咲き、自ら喜ぶということです。
【おまけ】