コラム

がんのリハビリについて

2019.09.13

こんにちは
作業療法士のR.S.です。

今回はがんのリハビリについてのお話です。

2018年(平成30年)簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳とどんどん長くなり、それに伴ってがんになる人も増えてきています。


出典:厚生労働省『平成30年簡易生命表の概況』

しかし医療技術の進歩とともにがんは早期発見・治療することで治せる時代になってきました。
そうした中でリハビリの重要性も声高にさけばれるようになってきています。

「がんでリハビリ?必要あるの?」なんて思う方も多いと思います。
がんの治療には手術や抗がん剤、放射線治療など様々なものがありますが、どれも治療に伴い急激な体力の低下を招きます。

がんのリハビリは治療が開始される前から始まります。
体力を底上げし、体力が低下しても日常生活への影響を最低限にとどめます。
もちろん治療が終了した後もフォローアップとしてリハビリの介入は続きます。

がんの術前、術後でリハビリが入るか入らないかで自宅復帰できるまでの期間は平均で1週間短縮できるといった研究結果もあったりします。

実際のリハビリの内容(*)としては、マシントレーニングによる筋力訓練、エルゴメーターによる持久力訓練などを行います。
(*)セラピストが患者状況を把握してテーラーメイドでリハビリの内容を決めていきます。

また、完治が難しいがんで余命宣告されている方に対しても、その人らしい最期を迎えられるようにセラピストがかかわることもあります。
最後に車いすで外へ散歩に行きたい、最後に自宅で生活したい(そのための環境設定)、こうした「〇〇したい」という希望を最大限かなえられるようお手伝いします!


この記事は作業療法士のR.S.様監修のもと作成しています。
記事の内容について詳しく知りたい方はR.S.様にお問い合わせください。

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E-mail : r.saitou8681@gmail.com

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