自分の家族がリハビリを受けるには
2019.08.21
こんにちは
作業療法士のR.S.です。
今回は自分の家族がリハビリを受けるときのお話をしたいと思います。
現在の法律では、医療保険・介護保険を使用してリハビリを受けるには、必ず医者からリハビリの指示をもらう必要があります。
医者の指示がなければリハビリが受けられないのです。
発症からリハビリ開始までの期間は短ければ短いほど良いといわれています。
例えば高齢女性に多い『大腿骨頚部骨折(太ももの付け根の骨折)』の『人工骨頭置換術(太ももの骨を人工物に置き換える手術)』では、手術の翌日からリハビリが開始されます。
早期にリハビリを開始することの重要性をきちんと理解してくれている医者は、術前から体力低下を予防するためにリハビリの指示を出してくれていることも多いです。
しかし、病院によってはこうした対応がなされずに手術後も運動を行わず、どんどん体力が落ちて行ってしまい、寝たきりになってしまうケースがあるようです。
骨折は脚であろうと、腕であろうと、背骨であろうと、どの部位でもリハビリの対象となります。
もし家族がどこかの骨折(手術の有無は問わない)で入院していて、リハビリを受けていないようでしたら主治医や看護師にぜひ相談してください。
そしてリハビリの指示を出してもらいましょう!
それがお家に早く帰る一番の近道です。
この記事は作業療法士のR.S.様監修のもと作成しています。
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