コラム

『フレイル』のチェック方法

2019.03.05

こんにちは
横文字に弱い徳英の菊地です。

今回は健康と要介護の中間地点である『フレイル』のチェック方法について紹介します。

『フレイル』のチェック方法

『フレイル』を早期発見するための簡易チェックとして、『指輪っかテスト』『イレブンチェック』という2つの方法があります。

・指輪っかテスト
ふくらはぎの筋肉量を測るテストです。
両手の親指と人さし指で輪を作り、ふくらはぎを囲みます。
この時、届かない・ちょうど囲める・隙間ができるのどの状態かを確認します。
『隙間ができる』人は、将来サルコペニア(筋力量の減少)になる割合、要介護状態になる割合が高くなります。

40~50歳代はメタボ予防で体重を減らすように言われている人が多いですが、70~80歳代の高齢者の方は痩せると筋肉がなくなり、免疫力も落ちますので、『フレイル予防』のためにたんぱく質を中心にカロリーをしっかり取ろうという考え方に変えていく必要があります。

・イレブンチェック
以下の11の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。

ほぼ同じ年齢の同性と比較して健康に気をつけた食事を心がけていますか?
「いいえ」の方は注意が必要です

野菜料理と主菜(肉または魚)を両方とも毎日2回以上は食べていますか?
「いいえ」の方は注意が必要です
筋肉の基となるたんぱく質を取っているかのチェックで、『どれくらい食べるか』が重要です。

『さきいか』、『たくあん』くらいの硬さの食品を普通にかみきれますか?
「いいえ」の方は注意が必要です
咀嚼できているかのチェックで、軟らかいものばかり食べていると、噛かむ筋肉が衰えて、もっと噛めなくなります。

お茶や汁物でむせることはありますか?
「はい」の方は注意が必要です

1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上していますか?
「いいえ」の方は注意が必要です

日常生活で歩行または同等の身体活動を1日1時間以上していますか?
「いいえ」の方は注意が必要です

ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速いと思いますか?
「いいえ」の方は注意が必要です
歩く速度は、筋肉が衰えると遅くなります。
歩くのが速いと感じる人と遅いと感じる人を比べると、握力や口腔機能などが明らかに違います。

昨年と比べて外出の回数が減っていますか?
「はい」の方は注意が必要です
自立している高齢者5万人のデータでは、運動習慣だけの人と運動習慣はないが文化活動や地域活動をしている人を比較すると、前者のほうが『フレイルリスク』が3倍高かったそうです。
文化活動や地域活動で人とのつながりを持つことが『フレイル』予防になります。

1日に1回以上は誰かと一緒に食事をしますか?
「いいえ」の方は注意が必要です

自分が活気にあふれていると思いますか?
「いいえ」の方は注意が必要です

何よりもまず、物忘れが気になりますか?
「はい」の方は注意が必要です

上記該当するものが多い人ほど『フレイル』のリスクが高くなります。

いかがでしたか?
『フレイル』は早く気付いて早く対策をすることが大切です。
『フレイル予防』に重要なのは、栄養・運動・社会性が重要です。

カンタン1
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