禁煙治療の治療費は?
2019.05.29
こんにちは
徳英の菊地です。
先日コラムでご紹介しましたが、5月31日は世界禁煙デーです。
が、「そう簡単には禁煙ができない」という方には、病院のサポートを受けながら禁煙治療を行う方法もあります。
今回は、禁煙治療の費用について調べました。
禁煙治療の費用
ニコチン依存症は病気であるということが認識されるようになり、禁煙治療は2006年4月から保険適用になりました。
標準的な治療は、12週間に計5回通院するプログラムです。
保険での禁煙治療には、初診料や再診料などのほか、ニコチン依存症管理料がかかります。
ニコチンパッチや飲み薬のバレニクリンの薬代もかかります。
具体的な費用は薬剤の処方などによっても異なりますが、3割負担でニコチンパッチを使った場合は約1万3000円、バレニクリンを使った場合は約2万円が目安です。
禁煙治療が保険適用となる条件
禁煙治療が保険適用となる条件は以下4点です。
①スクリーニングテスト(ニコチン依存症の判定テスト)でニコチン依存症と診断された人
②35歳以上の人は喫煙指数(1日当たりの喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人
③ただちに禁煙しようと考えている人
④禁煙治療を受けることを文書にて同意された人
残念ながら禁煙に失敗してしまった場合、再び保険で治療を受けられるのは、初回の治療日から1年を超えた日からと決められています。
前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。
いかがでしたか?
自分一人ではなかなか禁煙できないという方は禁煙治療を受けてみてはいかがでしょうか?