コラム

東昭齊秀月モリヤ人形店に聞く、川越まつりの歴史~モリヤ人形店と川越の歴史~

2018.10.10

みなさんこんにちは
株式会社徳英のホームページでは、徳英と交流のある様々な業界・業種の方々からお話を伺い、ホームページをご覧頂いたみなさまのお役に立てる情報をご提供できればと思います。

毎年10月になると川越では『川越まつり』が開催され、1年で最も賑わう時期です。
2018年は10月20日(土)、10月21日(日)に開催されます。

今回は、『川越まつり』に造詣の深い東昭齊秀月モリヤ人形店守屋様から創業当時の川越の歴史についてお話し頂きました。

東昭齊秀月モリヤ人形店と川越の歴史

東昭齊秀月モリヤ人形店は、明治32年(1899年)に創業された川越の老舗人形店です。
100年以上の伝統ある人形店ですので、川越の歴史を踏まえながらお話し頂きました。

「初代店主は坂戸の出身で、川越に所帯を持ちました。その後人形師を目指し鴻巣で8年程修行をした後、川越に店を開きました。」

当時は8人のお弟子さんを抱えて人形を製造していたとのことです。

「創業当初は川越の大手町に店を構えていました。当時の主流は大手町のほうだったためです。
その後、当時は道路もできていなかった現在の仲町の土地一帯を購入して、現在の場所に移転しました。」

今でこそ栄えている仲町の商店街も当時は道路すらなかったのですね。

蔵造りの歴史について


川越といえば『蔵造りの町並み』が有名ですが、今の蔵造り通りができた経緯についてもお話し頂きました。

「明治26年(1893年)の川越大火で蔵造りの多くが焼失してしまいました。それを再開発したものが今の蔵造通りです。」

小江戸といわれている川越ですが、実は江戸時代のものはほとんどなく、大半が明治以降にできたものだったのですね。

いかがでしたか。
次回は『川越まつり』の歴史についてお話を伺います。


この記事は東昭齊秀月モリヤ人形店の守屋様監修のもと作成しています。
記事の内容について詳しく知りたい方は東昭齊秀月モリヤ人形店にお問い合わせください。

東昭齊秀月モリヤ人形店
〒350-0065 埼玉県川越市仲町3-8
電話番号:049-222-0013

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