東昭齊秀月モリヤ人形店に聞く、川越まつりの歴史~川越まつりとの関わり~
2018.10.15
みなさんこんにちは
前回に引き続き、東昭齊秀月モリヤ人形店の守屋様から『川越まつり』についてお話し頂きました。
今回は川越まつりと東昭齊秀月モリヤ人形店の関わりについてお話し頂きます。
川越まつりと東昭齊秀月モリヤ人形店の関わり
「川越まつりには、初代店主を含む仲町の商人がお金を出し合って山車を出すようになりました。」
守屋様のお話によると、山車は町人が協力して修繕を行って、次の代へと引き継がれていき、この伝統は現在も続いているとのことです。また、町人だけでなく川越で財を成した人からの寄付によっても支えられています。この他にも、県指定の文化財となってからは、市からも助成金が出ているそうですが、それまでは、地元の人たちの協力で引き継がれていたとのことで、町の絆の深さがうかがえますね。
守屋様から見た川越まつりとは?
「山車を引くことは子供の頃の憧れでしたね。今の子供たちも同じだと思います。」
こう話す守屋様。親に祭りの衣装を作ってもらって山車を引くというのが憧れだったそうです。
今は山車を引く方ではなく、観光客に説明をすることで祭りに関わっているそうですが、説明できる人は減ってきているとのことです。
最後に、今後の川越祭りで期待することをお話し頂きました。
「電柱を地中に埋めるか高くするかして、フル装備で本川越まで行けるようにしたいですね。」
今は電線の関係で、どうしても高さに制限がかかってしまうので、電線の問題がなくなり高さを気にすることがなくなれば、より一層迫力のあるまつりが期待できますね。
この記事は東昭齊秀月モリヤ人形店の守屋様監修のもと作成しています。
記事の内容について詳しく知りたい方は東昭齊秀月モリヤ人形店にお問い合わせください。
東昭齊秀月モリヤ人形店
〒350-0065 埼玉県川越市仲町3-8
電話番号:049-222-0013