キャッシュレス決済によるポイント還元制度①~キャッシュレスとは~
2019.09.10
こんにちは
徳英の菊地です。
今回は消費税率10%への引き上げに合わせて導入されるキャッシュレス決済によるポイント還元制度について調べました。
キャッシュレス決済によるポイント還元制度とは?
2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の一定期間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元等を支援するものです。
ポイント還元を受けるには、対象店舗で対象のキャッシュレス決済で支払いを行うとポイント還元が受けられ、期間は2019年10月1日~2020年6月末の9か月間限定となっています。
ポイント還元の対象店舗・対象となる決済方法の詳細は、経済産業省のキャッシュレス・消費者還元事業専用サイトをご確認ください。
キャッシュレスとは?
キャッシュレスとは、物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態のことをいいます。
キャッシュレスの推進は、消費者に利便性をもたらし、事業者の生産性向上につながる取組です。
消費者には、消費履歴の情報のデータ化により、家計管理が簡易になる、大量に現金を持ち歩かずに買い物ができるなどのメリットがあります。
事業者には、レジ締めや現金取り扱いの時間の短縮、キャッシュレス決済に慣れた外国人観光客の需要の取り込み、データ化された購買情報を活用した高度なマーケティングの実現などのメリットがあります。
主なキャッシュレス手段
・電子マネー/プリペイドカード
様々な会社が独自に発行している電子的なお金で、主にスーパー、コンビニ、改札機でタッチして支払えます。
カードタイプのほかに、携帯電話やスマートフォンで使えるタイプがあります。
代表的なものは楽天が発行する『楽天Edy』、セブン&アイ・ホールディングスが発行する『nanaco』、JR東日本が発行する『Suica』などがあります。
・デビットカード
お買い物や食事代のお支払いで提示すると、代金が銀行の口座から即時に引き落とされるカードです。
・クレジットカード
お店等での買い物に使うと、その場で現金を支払うことなく商品やサービスを受け取ることができ、後でお金の請求が来る(後払い)カードです。
代金の請求は一括で支払うか、分割払いやボーナス払い等があります。
・スマートフォン
スマートフォンにクレジットカード、電子マネー、銀行口座等を登録し、お店等でのお金を払うときに使えます。
例えば、スマートフォンをタッチする、あるいはバーコードやQRコードを使って支払うことができます。
以前紹介した『PayPay(ペイペイ)』や『Origami Pay(オリガミペイ)』がこのタイプです。
いかがでしたか?
次回はポイント還元の対象店についてご紹介します。
【出典】
経済産業省ホームページ
経済産業省・キャッシュレス・消費者還元事業専用サイト