パリのノートルダム大聖堂で大規模火災が発生
2019.04.22
こんにちは
徳英の菊地です。
4月15日にフランスを代表する建造物『パリのノートルダム大聖堂』で大規模火災が発生したニュースが発表されました。
今回は『パリのノートルダム大聖堂』について調べました。
パリのノートルダム大聖堂とは
パリのノートルダム大聖堂は、フランス・パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂です。
高さ約90メートルの尖塔やステンドグラスが特徴で、ゴシック建築を代表する建物です。
ノートルダム(Notre-Dame)はフランス語で『私達の貴婦人』という意味で、聖母マリアのことを指しています。
1163年に着工し、今の形になるまでに200年ほどかかったとされています。
『パリのセーヌ河岸』という名称で、周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録されています。
大規模火災の発生
2019年4月15日夜(日本時間16日未明)、大規模な火災が発生しました。
この火災によって中央部分の尖塔や屋根などが崩落しました。
一方で、建物内にあった貴重な文化財の大半は、消火活動中に消防隊員らによって運び出され、奇跡的に難を逃れています。
AFP通信(フランス通信社)によると、火災の原因は修復工事の足場から出火した可能性がある報じています。
マクロン大統領は記者団に対し、「ノートルダム大聖堂は我々の文化や歴史そのものであり、国民の深い悲しみを理解する」と述べたうえで、「大聖堂を再建する」と宣言した。
再建を支援する声
ノートルダム大聖堂の火災を受け、フランス国内では各方面から再建を支援する寄付を申し出る声が上がっています。
・LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)
ルイ・ヴィトンなどを持つLVMHグループとその創業家のアルノー家は、「伝統と団結の象徴である特別な大聖堂の再建を支援する」として、2億ユーロ(約253億円)を寄付すると発表しました。
・ケリング
グッチなどを持つケリング創業家のピノー家は、持ち株会社アルテミスから1億ユーロ(約126億円)を寄付すると発表しました。
・ロレアル
仏化粧品大手ロレアルと創業家のベタンクール家は、「フランスの伝統と歴史の貴重なシンボルの復興に貢献する」としてし、1億ユーロ(約126億円)を寄付すると発表しました。
いかがでしたか?
1日でも早く再建した姿を見たいですね。