あおり運転の被害に遭わないためには
2019.08.27
こんにちは
徳英の菊地です。
今回は『あおり運転』について、被害に遭わないための対策について調べました。
あおり運転とは
『あおり運転』とは、道路を走行する自動車・自動二輪・自転車に対し、周囲の運転者が何らかの原因や目的で運転中に煽ることによって、道路における交通の危険を生じさせる行為のことをいいます。
『あおり運転』の主な例として、以下のような行動が挙げられます。
・前方の自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発する(車間距離保持義務違反)
・危険防止を理由としない、不必要な急ブレーキをかける(急ブレーキ禁止違反)
・後方から進行してくる車両等が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならなくなるような進路変更を行う(進路変更禁止違反)
・左側から追い越す(追越しの方法違反)
・夜間、他の車両の交通を妨げる目的でハイビームを継続する(減光等義務違反)
・執拗にクラクションを鳴らす(警音器使用制限違反)
・車体を極めて接近させる幅寄せを行う(安全運転義務違反・初心運転者等保護義務違反)
※出典:警察庁『いわゆる「あおり運転」等の悪質・危険な運転に対する厳正な対処について(通達)』
2018年中に、道路交通法の車間距離保持義務違反で摘発されたあおり運転は約13,000件で、前年の約1.8倍となっています。
危険なあおり運転をしたとして、即座に免許停止にする行政処分も増えています。
あおり運転への対策は
・あおり運転に遭わないためには
車を運転する際は、周りの車の動きなどに注意し、安全な速度での運転を心掛け、十分な車間距離を保つとともに、無理な進路変更や追越し等は絶対にやめましょう。
相手の立場について思いやりの気持ちを持って、ゆずり合いの運転をすることが大切です。
・あおり運転被害に遭ってしまったら
あおり運転の被害に遭った場合、警察庁は「高速道路上には停車せず、サービスエリアやパーキングエリアなど安全な場所に停車してほしい。車のドアや窓は開けず、速やかに110番してほしい」としています。
自動車整備業者によると、車の窓ガラスには通常の約5倍の強度を持つ強化ガラスが使われ、素手でたたいても割れることはないといいます。
いかがでしたか?
みなさまもあおり運転に遭わないために安全運転を心がけましょう。
【参考】
警察庁ホームページ
読売新聞2019年8月19日