コラム

ウイルスとは何か?

2020.04.03

 現在、世界中を駆け巡っているコロナウィルス
中国の湖北省武漢に端を発し、あっという間に全世界を阿鼻叫喚に貶めています。
当の昔に「感染症という病気は克服した」又は「マイナーな病気としてしか存在しない」と考えられていただけに、2003年のSARSや2015年のMARS等、未知のウィルスによる感染症が出るたびに、社会はあたふたとし、国はばたばたとその対応を迫られています。

 改めて「ウィルスとは何か?」と問うてみると、判らないことが多い事に気づかされます。
その無知が無用な行動、例えば「買占め行動」等に人々を駆り立てているともいえます。
 「非常の時に、その国の政治家の“胆力”と官僚の“見識”と国民の“民度”が試される」といった人が居ます。
コロナウィルスが世界的に蔓延することで、当に、その国の政治家や官僚、一般国民の対応に違いが出て来ており、面白いと言えば面白いでしょう。

 その様な学者みたいなことを言っていても、人類よりも長く強かに生きて来ているウィルスを理解し、その影響に対応し、共存を図っていく事にはなりません。
そこで、当コラムでは、何回かに渡り、ウィルスについて書いて行こうと思います。
 情報が有り余る時代に、改めてウィルスの事を当コラムで書くことが読者の皆様方にどこまでお役に立つのか?訝しく思われる方もいらっしゃると思います。
その様な読後感を持たない様に、書いてみますので暫くお付き合い願えれば幸いです。

ウィルスとは何か?

 「ウィルスとは何か?」と改めて問われると、中々定義しづらいことがわかります。
生物なのか?非生物なのか?生命体であるのか?非生命体であるのか?はっきりしてないのが現状です。

 ウィルスの存在は、19世紀始めに、牛の急性伝染病である「口蹄疫」と、タバコの葉に斑点ができる「タバコモザイク病」の原因として発見されました。
それから約半世紀の間、ウィルスは微小な「細菌」と考えられていました。

 しかしながら、細菌とウィルスは全く違うものです。
生物と言われるものの基本構造は、「細胞」にあります。
細菌の細胞は独力で分裂し増殖する事が出来ますが、ウィルスは単独では増殖できません。
ウィルスは生物の細胞の中に入って始めて増殖する事が出来ます。
ウィルスが「借物の生命」と呼ばれるのもそのためです。

 宇宙の始まりが解明されているにも拘らず、身近な物理的な動きが解明されていない様に、実はウィルスは、生命体であるのか、生物であるのかはっきりしていません。
また、「ウィルスが死ぬ」という事がどういうことなのか、これも明確になっている訳ではありません。

次回に続きます。


【新型コロナウイルスに関するお役立ち情報】

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信(https://www.covid19-yamanaka.com/

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