少額投資非課税制度NISA(ニーサ)とは
2019.10.07
こんにちは
徳英の菊地です。
今回は『少額投資非課税制度NISA(ニーサ)』について調べました。
少額投資非課税制度NISA(ニーサ)とは
『少額投資非課税制度NISA(ニーサ)』は2014年1月から始まった非課税制度です。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
『NISA』は、『NISA口座(非課税口座)』内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。
『NISA』という名称は、イギリスの『ISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)』をモデルにした日本版として、『NISA(Nippon Individual Savings Account)』の頭文字を組み合わせたものです。
NISAの種類
・NISA
2014年1月から始まった個人投資家のための税制優遇制度です。
NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)が利用できます。
非課税期間は最長5年間で、投資可能期間は2014年~2023年になります。
期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。
・ジュニアNISA
2016年度から始まった未成年者(0~19歳)を対象とした少額投資非課税制度です。
未成年者(口座を開設する年の1月1日現在)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
非課税期間は最長5年間で、投資可能期間は2016年~2023年になります。
期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。
・つみたてNISA
2018年1月から始まった特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です
購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)が利用できます。
非課税期間は最長20年間で、投資可能期間2018年~2037年になります。
NISA口座を開設する金融機関は1年単位で変更可能です。
また、NISA口座内で、つみたてNISAと一般NISAを1年単位で変更することも可能です。
ただし、つみたてNISAですでに投資信託を購入している場合、その年は他の金融機関又は一般NISAに変更することはできません。
いかがでしたか?
次回はNISAのメリット・デメリットを紹介します。
【参考】
金融庁:NISA特設サイト