コラム

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは

2019.10.03

こんにちは
徳英の菊地です。

今回は老後2000万円問題で申し込みが急増しているという『個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)』について調べました。

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは

『個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)』は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。

『iDeCo』という名称は、確定拠出年金の略である『DCDefined Contribution Plan)』と、個人を表わす『individual』の頭文字を組み合わせたものです。

この制度への加入は任意で、自分で申し込み、自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。
また、掛金、運用益、給付を受け取る時には、税制上の優遇措置が講じられています。

2017年1月から、基本的に20歳以上60歳未満の全ての方(※企業型確定拠出年金に加入している方は、企業型年金規約でiDeCoに同時に加入してよい旨を定めている場合のみ)が加入できるようになりました。

加入資格の詳細はiDeCo公式サイトをご確認下さい。

iDeCoの特徴

iDeCoは、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産形成を図る年金制度です。
掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。

月々5,000円から始められ、掛金額を1,000円単位で自由に設定できます。
資金に余裕のない方でも、ご自身のライフスタイルに合わせた無理のない負担で老後に備えることができます。

運用は運営管理機関が選定する運用商品(定期預金・保険商品・投資信託)の中から、自由に組み合わせて運用することになります。
運用するに当たっては、自分の運用方針(許容するリスクのレベル感や目標利回りなど)を定めたうえで、運用商品を選びます。

運営管理機関は運用商品の説明は行いますが、特定の運用商品をお勧めすることは行いません。
自分で決めた運用方針に沿って運用商品を選択し、掛金でどの運用商品をどれだけ購入するかの配分(掛金の何パーセントをどの商品に振り分けるかの比率)を決める必要があります。

年金の受取方法には以下のような種類があります。

①一時金として一括で受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、70歳に到達するまでの間に、一時金として一括で受け取れます。

②年金として受け取る
年金で受け取る場合は有期年金(5年以上20年以下)として取り扱います。
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、5年以上20年以下の期間で、運営管理機関が定める方法で支給されます。

③一時金と年金を組み合わせて受け取る
受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達した時点で一部の年金資産を一時金で受け取り、残りの年金資産を年金で受け取る方法を取り扱っている運営管理機関もあります。

60歳から年金資産を受け取るには、iDeCoに加入していた期間等(通算加入者等期間)が10年以上必要です。
通算加入者等期間が10年に満たない場合は、受給開始年齢が繰り下げられます。

いかがでしたか?
次回はiDeCoのメリット・デメリットを紹介します。


【参考】
iDeCo公式サイト

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