コラム

AI(人工知能)で桜の開花予想

2019.03.13

こんにちは
行ってみたい桜の名所は身延山久遠寺の徳英の菊地です。

3月も中旬に入り、桜の開花予想がニュースでも流れるようになってきましたね。
そんな桜の開花予想ですが、島津製作所は、AI(人工知能)を使った桜の開花予想サービスを始めました。
気温などのビッグデータを独自のシステムで分析して割り出し、的中率は6割以上を見込んでいるそうです。

今回は従来の桜の開花予想の仕方とAIを使った桜の開花予想についてご紹介します。

従来の桜の開花予想の仕方

桜の開花予想は、各地気象台の標本木(東京の靖国神社など)の正確な観測データを重視した気象学的根拠に基づいて、気象予報士が割り出しています。

桜の開花予想の手法は、花芽の生育過程に大きな影響を与える、秋以降の気温経過に重点を置いた予測式を使います。

桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。
桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。
冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休眠から覚めます。
休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

開花日の基準は、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、満開日の基準は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

島津製作所のAIさくら予想

島津製作所の『AIさくら予想』は、桜の開花や気象などに関するビッグデータをAIに学習させることで、『開花』から『終わり』まで6段階の状態を予想します。

全国1,000会場から10年間にわたって収集された桜の開花状況に関するデータ約98万件、1998年以降に全国のアメダスから収集された約10万件の気象観測データなどを使用し、AI技術による機械学習モデルを構築することで独自の予想を行います。

特徴は『開花』と『満開』だけでなく、『五分咲き』『七分咲き』『散り始め』『終わり』についても予想し、従来の開花・満開予想に比べて精度の高い予想を提供します。

従来の予想的中率は平均で37%にとどまるとされていますが、島津製作所が昨年のデータで精度を検証したところ、的中率は60%に達したとのことです。

AIさくら予想による埼玉県の開花予想

『AIさくら予想』による埼玉県内の桜の名所(さくら100選)の開花と満開予想は、

・熊谷桜堤
開花:3月24日
満開:3月29日

・長瀞
開花:3月27日
満開:3月30日

・大宮公園
開花:3月20日
満開:3月25日

※3月12日時点

いかがでしたか?
みなさまも『AIさくら予想』を参考にお花見の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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