信金向けにOrigami Pay機能付きスマホ決済アプリを開発
2019.03.08
こんにちは
徳英のぺーぺー菊地です。
最近スマホ決済に関するニュースが次々とでてきています。
今回は全国の信用金庫(以下 信金)向けに開発しているという、スマホ決済アプリについて調べてみました。
信金向けにスマホ決済アプリを開発
信金中央金庫(全国の信用金庫の中央機関)は、全国各地の信金向けに、スマホを使った決済サービスの共通アプリを開発し、QRコードやバーコードを読み取って決済する「OrigamiPay(オリガミペイ)」の機能を搭載するとのことです。
信金に口座を持つ人は、スマホにアプリをダウンロードした上で口座を登録し、スマホに表示されるQRコードなどを店舗側の端末で読み取ることで、決済が完了します。
信金の働きかけにより、加盟店として『Origami Pay』の導入の申込みを行った中小・零細企業数は、2019年2月中にも3万社に届く見通しです。
これは、キャッシュレス決済の普及が進むなか、課題となっている地域の中小・零細企業への普及促進に向けて、信金業界が地域密着の金融機関として、積極的に推し進めているとのことです。
また、消費者の利用拡大に向けて、信金の預金者向けのサービスの開発・提供として、2019年6月をめどに、『Origami Pay』の決済口座として全国の信金の口座を利用できるようにシステム開発を進めているほか、2019年9月をめどに、「Origami Pay」の決済機能を搭載したスマホアプリ、『しんきん Origami Pay(仮)』の提供を開始する予定とのことです。
『Origami Pay』とは
『Origami Pay』は、株式会社Origamiが提供するスマホ決済サービスです。
サービスは2016年5月から開始されており、スマホ決済のなかでは『LINE Pay』と並んで国内で最初期からサービスを提供されています。
支払い方法は2種類あります。
①『銀行口座』からの支払い
登録した銀行口座から支払う方法です
利用可能な銀行口座は現状『青森銀行』『大垣共立銀行』『みずほ銀行』『三井住友銀行』になります。
②『クレジットカード』による支払い
登録したクレジットカードから支払う方法です。
登録できるクレジットカードは現状、『VISA』『Mastercard』になります。
お店での使い方は2通りあり、
1つはスマホでお店のQRコードを読み取る方法、もう1つはお店の人にバーコードを提示する方法です。
特徴は一部の対象店舗で『Origami Pay』で支払いをすると2%の割引が受けられます。
また、『Origami Pay』では、加盟店舗で利用できるクーポンが配信されています。
過去には、ケンタッキーフライドチキンの『Origami Pay』導入店舗各店で、『Origami Pay』での500円以上の支払いが半額になるクーポンが配信されています。
いかがでしたか?
今は『PayPay』の勢いがありますが、信金との提携によって『Origami Pay』の利用シーンが増えるかもしれませんね