コラム

はやぶさ2、小惑星リュウグウに着地成功

2019.02.26

こんにちは
徳英の星詠み菊地です。

先日、日本の探査機『はやぶさ2』が、小惑星リュウグウに着地成功というニュースが出ましたね。
みなさまは、『はやぶさ2』がなんの目的で打ち上げられたかご存知でしょうか?
私は某テレビ番組を見て知ったのですが、これを知らないと5歳の女の子に「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまうようです。

『はやぶさ2』の目的

『はやぶさ2』は、数々の新しい技術に挑戦し2010年6月に地球への帰還を果たした小惑星探査機『はやぶさ』の後継機です。
『はやぶさ2』が小惑星リュウグウに向かったのは、リュウグウのサンプルリターンを行うためです。
サンプルリターンとは、地球以外の天体や惑星間空間から試料(サンプル)を持ち帰る(リターン)ことで、リュウグウから試料(石や砂)を地球に持ち帰ることを目指しています。

ではなぜ、調査対象にリュウグウが選ばれたかというと、リュウグウは太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられているので、リュウグウの試料を持ち帰ることで、地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか、そのような疑問の解明につながるとされています。
また、最初にできたと考えられる微惑星の衝突・破壊・合体を通して、惑星がどのように生まれたのかを解明することも目的としています。

つまり、はやぶさ2の目的は、太陽系の誕生と生命誕生の謎を解明することになります。

小惑星リュウグウに着地成功のニュース

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、『はやぶさ2』が2019年2月22日午前7時29分にリュウグウ着地に成功したと発表しました。

『はやぶさ2』は着地とほぼ同時に、機体下部にある筒状の試料採取装置から自動的に金属製の弾丸を地表面に撃ち込み、舞い上がった石や砂を機体内部のカプセルに取り込みます。
弾丸の発射が確認されたことから、試料の採取にも成功した可能性が高いとみられているそうです。

『はやぶさ2』は今年7月末までに最大であと2回、試料の採取をする予定で、そのうちの1回は、上空から強力な弾丸を撃って地表面にクレーターを作り、風化していない地中の砂を採取する世界初の実験を試みるそうです。
2019年末にリュウグウを離れ、2020年末に地球に試料を持ち帰る予定となっています。

『はやぶさ2』が一体どんなものを持ち帰ってくるのか、そこから何がわかるのか、生命はどのように誕生したのか。
帰還するのがとても楽しみですね。

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